”子どものために!”という
フレーズをよく耳にすることがある。
本当に子どものために
なっているのだろうか?
”子どものために”徹底的に
厳しく指導してくださいね。
”子どものために”
ダメなところがあれば
遠慮なく言ってください。
”子どものために”
成績を上げてくださいね。
いろいろな場面で聞きます。
本当に子どものことを
思っているならそもそも小学校の
授業で遅れている段階で
何かアクションを起こしているだろう…。
私は過去の経験から、
”子どものために厳しく”
と言われて、
厳しく指導してよい方向に
進んだことがない。
・宿題をやってこない
・間違い直しをしない
など、何度も繰り返している
ご家庭に相談を持ち掛けると、
『先生のことは信用しているので、
厳しく指導していただいて
大丈夫です。』
と言われることが多い。
実際にやると、
子どもがもう塾には行かないので
塾を辞めます。
子どもを怒るなんて、
どういうつもりなんですか?
と言われることが多い。
最近では、
間違えた漢字を10回書き直しを
してもらうことですら
厳しい状況になりつつある。
間違えた漢字を10回してもらうのですら、
そんな厳しいことをさせているんですか?
と質問されている。
逆にどうやって間違った漢字を
覚えたらいいのか知りたくなる…。
勉強にとって、足りないピースを集めて
1つの作品を作りたいが、
なかなか理解を
得られない時代になりつつある。
学習塾でこの状況ならば、
学校ではもっと厳しい状況なのだろう…。
保護者の方が
子どものことを思う気持ちは分かる!
だけど、子どもを守る場面と
突き放す場面があると思う。
今の時代、
保護者の方が間に入ってくると、
正直打つ手なしとなってしまう…。
本当に”子どものため”を
思うなら今、何が必要なのかを
考え直すタイミングなのかもしれない…。
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