保護者との温度差

保護者の方へ

今の時代、

”子どもを怒るって”

かなりリスクのいること。

保護者の方からは、

『先生は厳しいと聞いているので、

 どうぞよろしくお願いします。』

と言われることが多いが…。

今の時代怒って成績を伸ばすのは、

少し時代錯誤と思われてしまう。

そもそも、

ダメなことを指摘しても

人によっては体罰と言う方もいる。

本当に子どもに対しての接し方が

昔に比べてやりにくい時代になったと、

ここ数年感じています。

例えば、

宿題をやらずに遊んでいた生徒に対して、

『なんで宿題をしてこなかったの?』

と質問をしてみる。

ほとんどの生徒は、

黙ったまま時間が過ぎるのを待っている。

そして、大人が観念して

『もういいよ。

 次からはしっかりね!』

という流れで過ぎていく。

果たして、

この一連の流れで

本当に子どもは反省して

次からしっかり宿題を

やってくるのだろうか!?

基本的に私は子どもが

黙っているときは根気比べをします。

時間軸を子どもに合わせてあげます。

子どもが本当に自分自身と向き合うまで

どれだけ時間がかかっても、

自分自身で何が原因だったのかを

考えてもらうように心がけています。

多分、同じミスを繰り返す子どもは、

自分自身のミスに気付く前に

大人が答えを言っているので、

”分かったつもり”

になっていることが多いです。

根本的な解決策を見つけるためにも、

子どもにじっくり考えてもらって

自分自身の行動について

振り返ってもらう必要があると思っています。

もう1つ私がこだわっているのが、

保護者の対応です。

私が子どもに対して、

怒ったりしたときにどのくらい

理解を示していただけたのかを確認します。

子どもから、

今日塾で先生に怒られた内容を

保護者の方に自分自身の口で

説明するように伝えています。

これは子どもが

自分自身の都合のよいところだけを

保護者に説明していかを

チェックするためです。

このときに、

保護者の方から連絡が入ったり、

次のときに子どもが自分自身の口で

お母さんと話して○○と分かった。

など言ってもらえると

早く修正することが可能な場合が多いです。

(*私の過去の経験談)

このときに、無反応だと

余計なことをしてしまったのかな?と思う。

本当は、保護者の方も一緒になって

お子さんをより良い方向に

導きたいと思っています。

塾だけに任せられても

正直限界があるのは事実です。

子どもを育てるためには

四位一体となって

取り組む必要があると思う。

家庭/子ども/学校/塾

それぞれが子どもに対して

向き合う必要があると思います。

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