そもそも基準を見直しませんか!?

保護者の方へ

毎年受験生と向き合っていると、

もっと早く子どもと勉強に向き合って

もらえていたらと思うことがある。

小学生から塾に行かせることに

『まだ早いよ!』

『勉強は中学からで大丈夫!』

と言った声を毎年聞きます。

たしかに、

小学生から何時間も勉強するのは

ちょっとかわいそうだと思います。

だけど…

すでに学校の学習内容に

遅れているのであれば、

話は変わってきます。

今年の中学3年生の授業にて…

天体分野の話になったとき、

・太陽はどちらからのぼるの?

・月はどちらからのぼるの?

・太陽から近い順に惑星って言える?

など小学生の頃に習った範囲を

聞いてみると、

子どもたちは…

『小学校でこんなの習ってない!』

おいおい…

習ってないのではなくて、

君たちが覚えてないんでしょ!?

と私は子どもたちに言った。

そもそも、

中学生の勉強内容は

小学校の学習内容を理解して、

始めて理解できる内容になっています。

中学生の方程式は、

小学4年生で学習する

”□を使った式”

この分野ですでに習っています。

もっと言えば、

中学生のほとんどが苦手な内容

・割合(小学5年生)

・速さ(小学6年生)

・面積/体積

小学生のときに、

しっかりと理解をしていないと

中学生のテスト対策をしても、

小学生の内容を復習してから

テスト対策を進めることになります。

つまり、

他の生徒の倍以上の時間がかかります。

勉強って保護者の方々が

思っている以上に

時間のかかるものだし、

積み重ねが大切になるものです。

この夏休みを機会にもう一度、

お子さんの理解度を

チェックしてみてください。

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