結局は原点だよ

保護者の方へ

基礎は全てのはじまり

私はすべての原点は、
礼儀作法ではないかと思う。

「えっ!今さら何を言うの?」
こんな風に思う人がいるかもしれないが、
私は子どもたちと向き合って
この数年強く思うようになったことである。

返事をしない生徒が多い。
子どもたちに指導をしたあとに、
「分かったの?」と聞いても反応がない…。

何度注意しても、
なかなか返事をする習慣が身に付かない。

分からなければ聞く!

なぜ返事が大切なのか!?

それは、
相手に対して自分自身が理解しているのか、
理解できていないのかを明確に意思表示するため!

返事をしないほとんどの子どもたちは、
アドバイスをしても
行動は別のことをしていることが多いです。

私は『復唱』という方法を使って、
子どもたちが理解しているのかを
確認するようにしています。

しかし、
中学生にもなってくると
なかなか復唱をすることもなく、
自然と流れていくことが気がかりです…。

だから、返事をきちんとして
自分自身が理解しているのかを
明確に意思表示することは大切なんです!

人のアドバイスを素直に聞く

今の子どもたちは、
なかなか人のアドバイスを素直に聞くことが
難しくなっているような気がします。

「〇〇高校に合格したいけど、
 何をしたらいいですか?」

よく受験生の子どもたちから聞く言葉である。

私は、各子どもたちに応じて
「〇〇した方がいいよ!」
アドバイスをしています。

しかし、
次の日になると、
昨日したアドバイス内容は
いったいどこにいったの!?
目を疑いたくなるような状況になっている。

私は最近の子どもたちを見ていると、
一応アドバイスは聞いてみるけど、
内容によってはしないことが多い。

簡単に成績は伸びない!

保護者・子どもたちは
少し勘違いをしていることがある。

成績を簡単に伸びる方法があるなら、
私も知りたいと思っています!

私が中学生のとき、
3年間ずっとほぼ500点を取っていた
友達がいました。

私は学習塾も同じだったので、
「どうやったら500点取れるの?」
好奇心から質問しました。

すると、思いもよらない答えが返ってきた。
「教科書とノートを全部覚えたら
 確実に500点は取れるよ!」

私からすると、
教科書・ノート・問題集・資料集を
全部覚えるという発想はありませんでした。

だけど、
同級生からすると覚えることは簡単であり、
当たり前の勉強方法だったのです。

つまり、
成績上位の子どもにとっては
当たり前の勉強方法でも、
当たり前と感じない子どもがいるのです。

自分自身と向き合うこと

私が成績を少しでも楽して伸ばしたいと
質問されたとき、
いつも答えている内容があります。
「自分自身の出来ない範囲を知ること!」

成績を伸ばすためには、
自分自身の苦手な分野を勉強すれば
確実に伸びます。

ほとんどの生徒は、
自分自身が苦手な分野を把握していません。
そのため、
テスト勉強でもどこを勉強していいのか
分からないので時間だけが過ぎていきます。

自分自身の勉強方法と常に向き合いながら
日々勉強に取り組むことが最短ルートだと
私は思っています。

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