自分だけは大丈夫!
受験生の保護者の方は、
我が子の受験は大丈夫なのだろうか?
不安な日々を過ごしていると思います。
保護者の不安をよそに子どもたちは、
自由気ままな感じで過ごしていませんか!?
私は毎年この時期、
このギャップに違和感を覚えています…。
本来であれば受験に対して、
保護者よりも子どもたちの方が
不安に感じることが多かったのですが、
いつしか逆転現象が起きています。
情報リテラシー
原因の1つに情報量があります。
今の時代、スマホ・パソコンで
自分自身の知りたい情報を
都合よく検索することが出来ます。
【〇〇高校 合格基準】
検索結果の中から、
自分自身にとって都合のよい情報だけを読み、
都合の悪い情報はなかったものにするケースが
非常に多く見られます。
また、ご近所の先輩方の情報も
悪影響を及ぼしている場合があります。
「〇〇くんは、実力テストが300点で
△△高校に合格したらしいよ!」
「〇〇塾では、当日350点あれば
××高校に合格できるって言ってるよ!」
などなど…。
だけど、
この情報にはどこにも”根拠がない!”のです。
情報に溺れている
情報弱者
私は最近の子どもたちに思うのは、
たくさんある情報の中から、
”真実の情報”を知る力が極端に弱いように感じます。
子どもたちと会話をしていると、
真実・嘘で判断しているのではなくて、
”自分自身の感覚”で判断しているようです。
そのため、
勉強においては”楽な情報”に関しては、
すぐに信用してしまうケースが多いです。
小さいころから、
たくさんの情報に触れているので
中学生になってから”真実の情報”を
見つけ出す力はほぼない状態に見えます。
今のご時世、
自分自身の情報を信じて欲しくて、
あの手この手を使って説得している人が多いです。
ネット情報・マスコミの情報にしても同じです。
失敗して気付く
私は失敗して”初めて気付く”と思っています。
子どもたちに対しては、
テスト結果・過去問などを使って、
現状について認識してもらうように工夫を
いろいろとしています。
それでも、
なかなか通じないのが現状です。
私は、
高校受験の失敗も
1つの財産だと思っています。
学習塾の先生としては、
相応しくない発言なのは承知しています。
だけど、
実際に困ることを体験しないと
伝わらないのであれば実際に辛い思いをして
”人のアドバイスを聞く大切さ!”
これを実感してもらうしかないように思います…。
もし本当に子どもに
”人のアドバイス”を聞く力があるのであれば、
ご両親は安心していると思います。
環境を変えてみる
私は昔の教育がいいとは思いません。
だけど、
決められた内容が出来ないのであれば
出来るまで再テストをするのは1つの
有効的な手段だと思います。
今の子どもたちの口癖は、
「次は絶対に〇〇するから!」
実際に、次にはちゃんとしたお子さんは
いったいどのくらいいるのだろう!?
私は、約束を果たせなかったときの
ペナルティーも一緒に決めています。
そして、
目標達成出来なかった場合には、
必ずペナルティーをしてもらうように
子どもたちに伝えています。
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