結局はどうなのよ…
子どもたちと勉強を一緒にしていると
”分かってないんだろうなぁ…”
こんな思いをしながら授業を
進めていることがよくあります。
子どもたちからすれば、
目の前の問題は解けているのだから
『大丈夫!』
自信持って答えたくなる気持ちは
すごく分かります!
だけどテストが返却されると、
思ったような点数を取れないことが
ありませんか!?
解説授業はあまりしない!
私は普段の授業時から、
解説授業をあまりしません。
理由はいくつかあります。
錯覚を起こす
私は数年前まで、
夜23時過ぎまで子ども・保護者に
頼まれて補習授業をしていました。
成績は伸びてはいたのですが、
思ったほどの効果は出ませんでした。
卒業してから、
子どもたちと会う機会があったので
原因について聞いてみました。
すると、納得のする答えが
子どもたちから返ってきました。
先生の解説を聞いていると、
補助線引いたり、式を立てたり
自分でも簡単に解けると錯覚する!
私は、子どもたちに分かりやすく
解きやすい方法を解説していました。
そのため、
授業を聞いていると、あたかも
”自分自身でも簡単に解ける!”
こんな気持ちになるから、
解き直しなどをしなかったそうです。
言われてみれば納得…。
学校の授業でも同じですよね。
学校の先生の説明を聞きながら
問題を解いていると、
すぐに解くことができますよね!
だけど、
家に帰って宿題をしようと思ったら
解き方が分からずに困ったことって
経験したことありません!?
まさにその状態です!
自発的に取り組む!
テストが終わったときの
子どもたちの言動に注目して
欲しいことがあります。
この範囲テストに出るって
聞いてなかった。
授業プリントをもっと
覚えていけばよかった!
簡単に言うと言い訳になるのですが…
子どもたちの中には、
”便利なフィルター”
これが常備されているのです!
本当にこの装置を壊すことが
成績UPに繋がると思っています。
学校では、
テスト対策などについて説明を
きちんとされていると思います。
もちろん、
当塾でもテストに出題されそうな
部分については説明しています。
だけど、
子どもたちの視点から見ると
”めんどう”な勉強内容については、
聞かなかったことになることが
非常に多いと思います。
例えば…
『木曜日に漢字テストをします。
きちんと勉強してくること!』
学校からこのような指示が
出たとします。
皆さんのお子さんはどこまで
漢字テストの勉強をしますか!?
おそらく、
間違えても”ペナルティーなどがない”
そんなときは子どもたちは
徐々に勉強しない方向に
進んでいく傾向が強いと思います。
私は、悪い結果のときには
解き直しなどの宿題を多く出すように
しています。
次からは…
子どもたちを注意したときに
『次からは~』
このセリフをよく耳にします。
私はいつも思うのですが、
”次っていつ!?”
小テストや学校のテストには、
次が存在しますが
『受験』は次が存在しません…
子どもたちに対して、
少しずつ1回1回のテストに対して
本腰で挑むことの大切さを
伝えていきたいと思っています。
子どもたちにとって、
この部分を認識させるためには
苦労しますが、
結果を出すためには
”非常に大切な要素”だと
私はいつも思っています!
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